フラワーエッセンスな日々

この世で一番大きな生物、なんだか知っていますか？

ゾウでも、シロナガスクジラでも、メタセコイアでもありません。
それは、キノコ、なのです！

1992年、アメリカの権威ある科学雑誌ネイチャーに載った論文によると、ミシガン州で発見されたヤワナラタケというキノコがそれです。
でも、クジラより大きなかさを持っているわけではありませんよ。

私たちが知っているキノコは、かさを持つ姿ですが、それはキノコの一部。
彼らは菌類ですから、地下に菌糸を張っていき、そのところどころから子実体というものを作り出します。
子実体は、胞子を作って飛ばすための花のようなものなんですよね。

つまり、キノコの本体は、私たちが知っている姿ではなくて、地中の菌糸そのものというわけです。

ミシガン州で発見されたヤワナラタケの菌糸は、およそ15ヘクタール（300ｍ×500ｍ）にわたって広がり、推定重量は100ｔ！　推定年齢は1500歳！　なんだそうです。
山、ひとつ分まるごとキノコだったとか。
うーん、すごい。パワーありそうです。

普通の植物も、寿命長いですよね。
植物も菌類も、声高に何かを訴えたり暴れたりしませんが、こう考えてみると人知の及ばぬ力があって当然という気もします。



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