フラワーエッセンスな日々

わが家の近くにあるトチの樹は、最近枝を刈られて、なんとも寂しい形になってしまいました。
でも、毎年のことで、この木にとっては必要なことなのです。

わあ寂しい、と思っていたら、ちゃんと新芽が出ていました。
背の高い木なので、芽に直接触れることはできませんが、きっと触るとろうのようなものに包まれ、ベタベタしているんでしょうね。
なんとなく、過保護な子ども、というかんじもします(笑)。
　
チェスナットバッドは、花ではありません。若芽です。
まだ冬の初めですから、固く閉じた状態ですが、中では着々と春への準備がなされているはず。

マイナス状態の人は、こうした変化を怖れる傾向があるような気がします。
心を外に開けず、外部に対する注意が不足して、同じ失敗をすることもあるでしょう。
これでは、同じところをグルグル回るだけ。進歩がありません。

人生にはいろいろなことが起きて、苦しく感じることもあるけれど、それさえ必要なことだと受け入れれば、スパイラルは上へ上へと伸びていきます。
似たような毎日でも、それは少しずつ違っている。新たな体験によって、成長することができるのです。

毎朝この木を眺めるたびに、日々勉強だなあと思います。


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